ロンドンから2時間ほどの地方都市、Southamptonにいるだいだです。
ポリクリ終わった翌日に成田を出てからはや1週間!(と少し)
こっちの生活にも慣れ、毎日のようにビールを飲んでいます(笑)
朝は少し肌寒いですが、日中は過ごしやすい気温です。
さてさて肝心の実習です。
僕はCardiologyを前半2週間に回るのですが、1週目はCCUと病棟にほとんどいました。
病棟にいてやることと言えばHistory taking。
患者さんに日本からの学生だと自己紹介し、What brought you to the hospital?から始めました。
驚いたのは患者さんがものすごく協力的なことです。
僕が聞いたことを理解出来ないでいると違う表現で言い直してくれますし、診察も含めて30分以上かかっても嫌な顔ひとつせず付き合ってくれます。
どんなにたどたどしくても時間がかかっても大丈夫と思いながらやると意外と形になるもの。
何言っているか全くわからない人ももちろんいますが、1ヶ月の内に慣れられればと思っています。
ただイギリスの学生はHistory takingとExaminationはすごく上手いです。3年生に圧倒され、教えを乞いました・・・
回診にも付きました。
若手のドクターがプレゼンし、コンサルタントのドクターが質問するというもので日本と変わらなかったです。
初日の回診の際、コンサルタントが最初になにやら首のあたりをやたらと見ていてます。
"Do you know what is he looking?"
と聞かれ、馬場先生に感謝しつつ"JVP"と答えてやりました(笑)
こちらのCardiologyでは本当にJVPを重要視しているみたいです。ほとんど全員の患者で見るくらいの勢いでした。
でも本院の循環器では1度もJVPを言われなかったような・・・
過去の先輩方も紹介していましたが、こちらの学生は皆Oxford Handbook of Clinical Medicine(OHCM)という本を使っているみたいです。
イギリス版イヤーノートみたいなもので内科は大体カバーしています。
あると便利かと思いますので一応紹介しておきます。
http://www.amazon.co.jp/Oxford-Handbook-Clinical-Medicine-Handbooks/dp/0199232172/ref=dp_ob_title_bk
柄にも無く、投稿してみました(笑)
この文だけ見ると実習ばかりしているようですが、5時にはまず実習も終わるのでその後はぷらぷら楽しくやっています。
初めてのヨーロッパなので見るもの全てが新鮮です。大聖堂は鳥肌ものだし、パブで見るらぐびーはすごかった!
次回があればまた!ではではー
代田 健祐