2016/03/22

UK小児科

2016年3月イギリスにて小児科4週間回っています小川菜生子です(^人^)

当初英語は全くと言っていいほど、、ましてやポリクリなんてできるのか、という感じでしたが、
馬場先生の授業でなんとか微々たる自信をつけて出国することができました。

という訳で私の場合、医学の勉強もさることながら、英語がまず1番の課題です(*_*)
最初の1週間は、今思えば先生方にご迷惑ばかりかけていたなと…
しかし、先生方は結構質問してくださったり、診察をやらせてくださったりして、せっかくの機会だから色々経験しなさい!という感じで本当にありがたかったです。急にハイ、レントゲン写真の所見述べて、と言われた時は焦りましたが、その後丁寧に所見の延べ方教えてもらったりしました。

自分からも積極的に話しかけよう…!と、質問すると、やはりその分教えてもらえるので、なんとか質問を考えて勇気を出して質問する、という感じです。(当たり前のことですみません笑)

こちらではメジャーだけど、日本にはほとんどない疾患、なども勉強になって面白いです。
嚢胞性線維症(イギリスでは1/2000人、日本では1/180万人と言われている)、セリアック病(グルテンへの抗体ができる、日本はriceを食べるのでほとんどいないんだとか)、あとイギリスの花粉症は杉はないので芝生etc、、
などです。

あと驚いたのは患者さんの協力体制です。
日本の医学生です、というと皆さんwelcome!と言ってくれます。また、医師との関係も日本よりフランク、よりスムーズで、患者さんの理解も得られやすい気がします。

あとは、イギリスの医療体制(言わずと知れたGP制度、医学生5年、基礎期間2年ののち例えば小児科なら8年かかるとのこと)、医療費削減への熱意(再診がほとんど2〜6ヶ月後に、という感じです。無駄な検査はしない、というのも徹底しています)、医師の働き方(完全シフト制、コーヒータイムもしっかり取る、教授も夜シフトがあったり…)、なども日本と違って面白いです。

この記事を書いている今はついに4週間目、リスニングが本当に多少なりとも上達したなと感じられるようになりました…感涙

今回っている小児科では子どもへの接し方、親への説明の仕方など見ているだけでも学べるものがいっぱいありました。
でももちろん見てるだけではなく、自分から色々聞いてみることで、学べることはいくらでもあるなぁと実感しています。

当初海外ポリクリを志した時からは想像できなかったですが(ほとんど恐怖だったので笑)、毎日充実した時間を過ごせています。
受け入れてくれたイギリスのmaidstone病院の皆さん、ホームステイさせてくださった家族、協力してくださった患者さん、
そして、日本で手取り足取り教えてくださった馬場先生、本当に感謝しています。
診察の仕方、習った通りでした*\(^o^)/*

残り短い時間ですが、あとちょっと頑張っていこうと思います!

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