2010/05/23

Chicago

今日は久々に観光です!
次の病院への中継地点にあたるシカゴの町を見物してきました。

アメリカの都会って東京みたいだし、日本の田舎ってアメリカの田舎に近いものがあるし、なんか日本はアメリカに似てるんだな〜と最近思います。

・・どうでもいいコメントですみません。

にしの

2010/05/22

クリニックの写真

まともな写真がこれぐらいしかない!!この2週間相当眠かったんだな、と実感です。下はリンカーン博物館のリンカーンさんです。



あめりか

おわった〜!!!
長かった二週間・・・やってやったぜ、という感じです。

あ、地球一周旅行中のにしのです。
実は米イリノイ州のSpringfieldというリンカーンの住んでた町で
実習しておりました。

ロンドンの9時5時生活から一変、いきなりの5時→10時生活。。(マジです)
眠かった・・・(笑

何もできないかもしれないアメリカでしがた、運良く色々できました。
アメリカには家庭医(Family Medicine)という総合医みたいな医者がいるのですが、
彼らは赤ん坊から老人まで誰でも見るし、お産もするし皮膚科・耳鼻科もお手の物、
というちょっとすごい人たちです。

家庭医の研修医達に付いて病棟から外来まで楽しく厳しく?学んでおりました。
本当は見学者のはずなのですが、病棟では問診もできたし、外来でも診察からプレゼンまでそれはもうスパルタな感じでやらせていただきました。

外来では15〜20分で問診から診察までやってその場でプレゼン。鑑別診断と検査方法は??といった感じ。半日で4人くらいできるのですが、なかなかなハードさでした。
3ヶ月の赤ん坊から82歳のおばあちゃんまで、もはや鑑別診断とか分かんないよ〜><と心の中で叫びつつ、、診ることができました。Rashの鑑別とかeczemaくらいしか思いつかなかったです。馬場先生ごめんなさい↓↓
苦い思い出も楽しい思い出もたくさんつまった二週間でした。

さてさて、話変わってアメリカの医療です。
印象的なのが無保険の人たち(アメリカの16%の人は完全に無保険)。家庭医は
特にlow incomeの人たちを見る機会が多いため、薬や検査の選択に苦労していました。
ちなみに自費だと一回の診療で約1万円、MRI一回10万円、脳外科の手術は700万円です。
この人たちは、調子悪くてもあまり病院に行きたくない雰囲気でした。 (高いから)
皆保険ばんざい、オバマさんばんざいです!

えー、明日から私はシカゴ入り、10時間かけてサウスダコタという全然南じゃない州に向けてドライブです☆
小川君、ブログからいつも元気と勇気をもらってます☆ありがとう!
無事たどり着くことが出来たらサウスダコタの様子もお伝えしたいと思います。
ではでは 

地球一周の旅、つづく・・・

2010/05/10

こんにちは。

私、今週からは細菌学講座で実験三昧の4週間が始まりました!
 
小川君、毎回ブログ楽しみに読んでます!
写真から見るにオーストラアの人はとっても恰幅がいいですね。
イギリスでさえ "school boy" に間違われた私がいったらと思うとぞっとします(笑
やっぱり、気候と食べ物で人は大きくなるんですかね?
 
「不景気」刺青、話に聞いた事はあったんですが、都市伝説では無かったんですね(驚
 
落合 友則
 

少しずつ環境に慣れてきました。

実は今日まで、しっかりと住む場所が確保されていなかったのですが、ようやく5月下旬の住みかが見つかりまして、大分ほっとしています。

衣食住がしっかりと定まっていないと何事も手につかないなと感じました。

今日から呼吸器の方も新しいローテーションになり、学生だけでなく先生達も入れ替わりとなりました。(三ヶ月ごと)
驚きなのが、レジデントだけでなく、レジスターというその上の先生も総入れ替えになっていたことです。

今日は、オーストラリアの医療について学んだことを書きます。
オーストラリアには大きく分けて二つの病院があります。
一つはパブリックホスピタルといって、無料で診療してもらえる病院
もう一つは、プライベートホスピタルといって、高いけれど快適なブルジョワ向けの病院です。

パブリックホスピタルでは、無料なのですが患者さんは長い待ち時間がかかるし、風邪を引いたり、手術をした後に予防的に抗生物質を投与したりせず、感染したら投与しましょうといったスタンスのところです。
日本で勉強した自分からしたら信じられないですね。
ただ、患者さんは無料で診察してもらえるだけあって、学生にも協力的で中には、教科書的な症状を持った人がたくさんいます。
たとえば気胸や肺気腫の聴診や打診、ばち指の方などとても印象的でした。
ベットサイドでは医師が診察しながら学生に質問しまくっていて、常に口頭試問みたいになっていでした。
学生にとっては勉強しやすい環境かなと思います。

一方プライベートホスピタルでは、患者さんは時間の予約ができて、その時間ちょうどに診察してもらうことができます。受付や診察室もとてもきれいで、先生の対応や言葉遣いも全然違ってびっくりしました。
僕は准教授の先生に外来ばいせきをさせてもらったんですが、医学生と一緒にみてもいいですかと毎回丁寧に確認していました。
でも、患者さんはみんないい人達でした。
また、患者さんからこの薬がほしいと言われると、医師の判断で処方したりしていて、患者主体な部分もあります。

一方で日本は、3割負担の医療で、国が残りの7割を負担する、3割がプライベートホスピタル7割がパブリックホスピタルみたいな特殊な環境だと思います。
高齢者は1割負担だし。
ヨーロッパの大部分も、パブリックとプライベートにわかれているみたいで、わずか3割の負担で、プライベートホスピタルなみの医療が受けられる日本は患者にとって幸せな国だし、そりゃ長寿大国と言われるなと感じます。そして、医療費高騰といわれるゆえんもなんだかわかった気がします。

ちなみに、オーストラリアでは個人情報についてはあんまり守られていない印象でしたけど、インフォームドコンセントはしっかりと説明していました。

以上がオーストラリアの医療についてです。
間違いがあったら、どなたか訂正お願いします。


ここから番外編でラグビーについて。
今日からメルボルン大学のラグビー部の練習が始まりました。
先週の土曜日に試合があって見に行った後、監督と話して短期ですが入部することになったんです。
ラグビー部は1軍から3軍までと、コルツという20歳以下のチームがあります。
自分はもちろん三軍で、いまは入学のシーズンなのもあって初心者も何人かいます。
今日の練習は前半は合同、後半は軍にわかれての練習で、前半の練習ではレスリングをしたんですが、2軍の選手達(一番軽い人とかにも)にこてんぱんにされました。
軍に分かれての練習も、自分が言えることではないですが、技術はそこまでかもしれないと思いましたがパワーが尋常じゃなく、これがオージービーフの力かと思いました。
身長2メートル超の選手に頭をぽんぽんとたたかれた時は自分が子供の頃に戻った気がしました。
メルボルンでは比較的人種ごとに固まって生活してるんですが、ラグビー部にアジアの人は一人もいなくて、ラグビーはみんなが一緒になって励まし合い、声を掛け合えてスポーツっていいなと思いました。ちょっとくさくてすいません。
ちなみに、He is Samurai form Japan. と謎の紹介を受けました。


写真は今日から二軍になったイタリア出身の大学院生、ジョバーニです。
あとは、気管支鏡の看護師さん(左手首に注目!!)と、メルボルン大学の医学生。
毎週金曜に学校から学生にお疲れ様のビールとピザが出ます!!
ぜひ順天堂も!!

2010/05/07

こんにちは〜 先程ついに1ヶ月のプログラムすべてを終了しましたーーー!!!!!

こんにちは〜
久々の登場であります。
イギリス小児消化器コンビ相方の吉川であります。

先程ついに1ヶ月のプログラムすべてを終了しましたーーー!!!!!
いえ〜い***
1ヶ月とは思えないほど沢山のことを経験しました。
とにかくめっっっっっちゃ楽しかったです!
ロンドンに住みたいです。

病院での検査や治療はほとんど日本と同じですが医療制度が違い過ぎてびっくりしました。
日本にいた時は医療制度のことなんて考えたこともなかったけれど
今回いろんな方々とお話してすごく勉強になりましたです。
国民性の違いが出ているな〜と感じました。
イギリス人は基本適当な人が多いので適当な性格の自分としてはかなり居心地が良かったです!笑
なぜイギリス人に生まれてこなかったのか不思議です。

明日からはちょいとバルセロナの方にバカンスに行って参ります!
楽しみ〜〜〜

小川君のブログを図書館で読んでたら噴き出してしまって
恥ずかしいのでそろそろ退散します!笑
頑張れ小川君〜***


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2010/05/04

メルボルンで学んだこと2

病院が終わった後に、今日は寮を探しに行きました。
実は僕、ユースホステルというバックパッカーが雑魚寝するところにいるので合
宿みたいにいろいろ大変なんです。。

メルボルン大学で友達になったキーとデクスター(ともにマレーシア出身)とい
うナイスガイ達が僕を寮まで案内してくれました。

びっくりするぐらい親切で、数ある寮の中から開いているところを探してくれ
て、「実家が恋しくない?」と心配してくれました。神様かと思いました。

大学には、大学院生の寮と、Collegeといわれる伝統と格式のある寮、あとはア
パートみたいなのがあって、だいたい学生さんはそのどれかを使います。

Collegeに行ったら西洋人ばっかりで、印象的でした。

そして、前に、アジア人はアジア人と、西洋人は西洋人と一緒にいると書いたけ
れど、なぜそうなのかだんだんとわかってきました。
詳しくはまた書きますけれど、メルボルンといういろいろな人種が住む小さな町
で、人種の差と貧富の差みたいのを感じてとても寂しい気持ちになりました。
今日は、人としていろんなことを学んだ気がします。
衣食住に困らないどころか、部活をできることさえも幸せなことなんだと感じま
した。
医学以外にもいろいろ勉強になります。

小川貴久

メルボルンで学んだこと。

昨日からついに病院実習、ポリクリが始まりました。
ちなみに服装は、ロンドンと同じで黒いパンツに黒い靴、上はワイシャツでネク
タイは不要、白衣はだれも着ていませんでした。みんなクールビズみたいな格好
です。

まず初日、集合場所に行くと案内のインフォメーションが閉まっていて焦りました。
警備の人に聞いたらこの時間に開いてるところを見たことないと言われ、あとに
なってどうやらメルボルンの人たちはかなり適当だと言うことにきづきました。
そういえば飛行機の中でも後できますっていった乗務員が結局来なかったもの
なぁ。。

実習内容はというと、最初はレジデントの先生についていたけれど、特にやるこ
とがないと言うことで午後は呼吸検査を見た後に、メルボルン大学の学生と一緒
に行動しました。

呼吸機能検査では、太ったおっちゃんが患者さんに「Breath in breath in
breath in」と言って息を大きく吸わせて突然、「BOOOOM!!!」と大声で叫んだの
でびっくりしました。リアクションが大きい!

午後はポリクリの学生と一緒でした。
ここではロングケースカンファレンスというのがあって、学生は受け持ちの患者
さんについてのプレゼンをして、先生がいろいろと質問をしていくというもので
した。

二日目の午前は、外来陪席で、患者が一人も来ないというハプニングが起きてジ
ムキャリーそっくりのバートン先生とおしゃべりしてました。とてもいい人で、
リアクションが大きいのはジムキャリーだけではないのだなと思いました。
いつか写真を載せます。

午後は、メルボルン大学の学生と一緒に循環器を回りました。
循環器ではベッドサイドラーニングで、一人の患者を一人の学生が問診して、そ
れを先生が見ながら症状から何が疑われるかを話し合っていました。
特徴的だったのは、一部活をしているのも西洋人ばっかりで、つ一つの診察にと
てもこだわっていて、日本ではばち指のチェックとかあまりしたところをみたこ
とがなかったけれども、ばち指とJVP(経静脈圧)を丁寧に調べているのが興味
深かったです。
JVPについて聞かれましたが、馬場先生の授業の成果を出せました!

おもしろかったのは、学生が要所要所に患者さんに対してギャグを織り交ぜて笑
わせていて、先生も「診察は丁寧だし、しっかり笑いをとっているのがよかった
ぞ」と評価していたことです。海外ってジムキャリーとバートン先生以外にも、
みんなおもしろくてフレンドリーなんだなと思いました。

そのあとに、チュートリアルといういわゆるクルズス見たいのがありました。自
分も先生に質問されました。「アスベストはどういう職種に多いと思う?」と聞
かれて、建設業と答えた学生がほかにいたので僕はとっさに「煙突掃除」と答え
ました。先生は、「日本には煙突が多いんだね」みたいに言っていて、ホットス
パ(銭湯)がいっぱいあります」とそれらしいことを言ってしまいました。
先生、ごめんなさい。

明日もがんばります!

小川貴久

2010/05/03

学会ですか??

お久しぶりです。イギリス小児消化器コンビです。

ついにLast Week!!
と勇んで内視鏡室に向かったところ受付は真暗、、病棟に行くも医師の姿は見えず。仕方なく患者さんのお母さんと雑談して帰ってきました。。

今週はニューヨークで大きな消化器病学会があると聞いていましたが、
コンサルタント(上級医)が全員いないってことは。。ないよね??

暇なので英での生活をご紹介します。
とりあえず宿は病院の寮なので1日二千円くらいの格安料金で滞在しています。
ロンドン中心部までバスや地下鉄で10から20分なので観光&アフター5も相当楽しめます。

実習はENDOSCOPYや外来見学、カンファレンスや病棟での実習があり、基本的には日本と変わりません。

ENDOSCOPYの前には、その日の患者さんリストを渡されて2時間くらいで
取れるだけ病歴を取り、その後内視鏡を見つつプレゼン。質問などに答えます。
PATHOLOGYのカンファレンスが週一回ありそこでも自分の見た患者さんのプレゼンをしたり質問されたりします。
こちらの学生も一緒で難しい質問には答えてくれるので、あまり困ることはないし勉強になるので楽しいです。

外来は、、たまに質問されたり、、でも基本忙しいのでひたすら見学してます。患者さんの家族と世間話できたりするけど結構ヒマです。
便秘かIBDか胃食道逆流の人ばかりなので2週間でその方面のプロになれます。

あとはこちらの日本人の医師を紹介していただいたので、自由にそちらの検査や研究室に勉強に(遊びに?)行ったり救急外来に行ったりしています。


3週間いてひとつ勉強になったのは、こちらの人にモノを頼む時(GPが見たいとか、外科がみたいとか)3度くらいお願いしないと実現しないってことです。

自分の気が乗らないこと&知らないことはお願いしても無視するか請合っておいて結局やらないか、ていうのが一般的らしいです。
本当にやりたいことはしつこくお願いするか他の人にも頼むかして保険かけとくといいみたい。

短期滞在中の日本人のドクターはその辺のセンスにげっそりしていましたが、
我々学生としてはその適当さが結構居心地いいです(笑)
みなさんもここに来れば、意外と適当だけど、実は優しくておしゃべり好きなイギリス人が好きになるはず!

あと一週間楽しんできます^^

にっぴー

2010/05/01

メルボルンへ到着

今日無事メルボルンに到着しました。

泊まる場所はユースホステルの「OASIS」

実は空港で手荷物を機内に忘れるというトラブルがあったんですが、Quantas航空のスタッフがみなさんとてもいい人でなんとかなりました。機内サービスも充実で世界各国の缶ビールが飲み放題でした。

ジンジャービールというジンジャエールとなんらかわらないビールもありました。

オーストラリアへいくなら是非Quantas航空をおすすめします!!

メルボルンへ到着すると、路面電車が車と一緒に走っている中たくさんの通行人が信号無視していてびっくりしました。

町には、China Town, Italian Town, などがあり世界各国の料理屋さんがありました。

歩いている人たちも、アジアン、白人、たまに黒人、とばらばらでイメージとだいぶ違いました。
ちなみに、白人は白人と、アジアンはアジアンとのカップルが多く、たまに白人男性とアジアン女性が歩いていましたがその逆はありませんでした。
日本男児はモテないようでした。

スーパーへ行くと飲み物のサイズにびっくりしました。
コカコーラ1.5Lの上の3L
レッドブルも250mlの上の500mlがありました。
レッドブルとかカフェインの量が多すぎるので一日一本までと書いてありました。

あさってからロイヤルメルボルン病院での実習ですが、がんばります!!

最後に、道でラグビーボールをリフティングしながら家に帰る大学生?を見て少し興奮しました。ラグビー部としてね。

ではしつれいします!!

小川貴久