2010/05/04

メルボルンで学んだこと。

昨日からついに病院実習、ポリクリが始まりました。
ちなみに服装は、ロンドンと同じで黒いパンツに黒い靴、上はワイシャツでネク
タイは不要、白衣はだれも着ていませんでした。みんなクールビズみたいな格好
です。

まず初日、集合場所に行くと案内のインフォメーションが閉まっていて焦りました。
警備の人に聞いたらこの時間に開いてるところを見たことないと言われ、あとに
なってどうやらメルボルンの人たちはかなり適当だと言うことにきづきました。
そういえば飛行機の中でも後できますっていった乗務員が結局来なかったもの
なぁ。。

実習内容はというと、最初はレジデントの先生についていたけれど、特にやるこ
とがないと言うことで午後は呼吸検査を見た後に、メルボルン大学の学生と一緒
に行動しました。

呼吸機能検査では、太ったおっちゃんが患者さんに「Breath in breath in
breath in」と言って息を大きく吸わせて突然、「BOOOOM!!!」と大声で叫んだの
でびっくりしました。リアクションが大きい!

午後はポリクリの学生と一緒でした。
ここではロングケースカンファレンスというのがあって、学生は受け持ちの患者
さんについてのプレゼンをして、先生がいろいろと質問をしていくというもので
した。

二日目の午前は、外来陪席で、患者が一人も来ないというハプニングが起きてジ
ムキャリーそっくりのバートン先生とおしゃべりしてました。とてもいい人で、
リアクションが大きいのはジムキャリーだけではないのだなと思いました。
いつか写真を載せます。

午後は、メルボルン大学の学生と一緒に循環器を回りました。
循環器ではベッドサイドラーニングで、一人の患者を一人の学生が問診して、そ
れを先生が見ながら症状から何が疑われるかを話し合っていました。
特徴的だったのは、一部活をしているのも西洋人ばっかりで、つ一つの診察にと
てもこだわっていて、日本ではばち指のチェックとかあまりしたところをみたこ
とがなかったけれども、ばち指とJVP(経静脈圧)を丁寧に調べているのが興味
深かったです。
JVPについて聞かれましたが、馬場先生の授業の成果を出せました!

おもしろかったのは、学生が要所要所に患者さんに対してギャグを織り交ぜて笑
わせていて、先生も「診察は丁寧だし、しっかり笑いをとっているのがよかった
ぞ」と評価していたことです。海外ってジムキャリーとバートン先生以外にも、
みんなおもしろくてフレンドリーなんだなと思いました。

そのあとに、チュートリアルといういわゆるクルズス見たいのがありました。自
分も先生に質問されました。「アスベストはどういう職種に多いと思う?」と聞
かれて、建設業と答えた学生がほかにいたので僕はとっさに「煙突掃除」と答え
ました。先生は、「日本には煙突が多いんだね」みたいに言っていて、ホットス
パ(銭湯)がいっぱいあります」とそれらしいことを言ってしまいました。
先生、ごめんなさい。

明日もがんばります!

小川貴久

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