2010/05/22

あめりか

おわった〜!!!
長かった二週間・・・やってやったぜ、という感じです。

あ、地球一周旅行中のにしのです。
実は米イリノイ州のSpringfieldというリンカーンの住んでた町で
実習しておりました。

ロンドンの9時5時生活から一変、いきなりの5時→10時生活。。(マジです)
眠かった・・・(笑

何もできないかもしれないアメリカでしがた、運良く色々できました。
アメリカには家庭医(Family Medicine)という総合医みたいな医者がいるのですが、
彼らは赤ん坊から老人まで誰でも見るし、お産もするし皮膚科・耳鼻科もお手の物、
というちょっとすごい人たちです。

家庭医の研修医達に付いて病棟から外来まで楽しく厳しく?学んでおりました。
本当は見学者のはずなのですが、病棟では問診もできたし、外来でも診察からプレゼンまでそれはもうスパルタな感じでやらせていただきました。

外来では15〜20分で問診から診察までやってその場でプレゼン。鑑別診断と検査方法は??といった感じ。半日で4人くらいできるのですが、なかなかなハードさでした。
3ヶ月の赤ん坊から82歳のおばあちゃんまで、もはや鑑別診断とか分かんないよ〜><と心の中で叫びつつ、、診ることができました。Rashの鑑別とかeczemaくらいしか思いつかなかったです。馬場先生ごめんなさい↓↓
苦い思い出も楽しい思い出もたくさんつまった二週間でした。

さてさて、話変わってアメリカの医療です。
印象的なのが無保険の人たち(アメリカの16%の人は完全に無保険)。家庭医は
特にlow incomeの人たちを見る機会が多いため、薬や検査の選択に苦労していました。
ちなみに自費だと一回の診療で約1万円、MRI一回10万円、脳外科の手術は700万円です。
この人たちは、調子悪くてもあまり病院に行きたくない雰囲気でした。 (高いから)
皆保険ばんざい、オバマさんばんざいです!

えー、明日から私はシカゴ入り、10時間かけてサウスダコタという全然南じゃない州に向けてドライブです☆
小川君、ブログからいつも元気と勇気をもらってます☆ありがとう!
無事たどり着くことが出来たらサウスダコタの様子もお伝えしたいと思います。
ではでは 

地球一周の旅、つづく・・・

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