2014/05/06

ボストンより、初めての投稿をします。野崎侑衣です。
Boston Medical Center (Boston Universityの病院)に来てから一週間経ちました。
現在私はBMCの神経放射線科で実習をしています。一日の大まかな流れは

07:30~ カンファレンス①
08:30~ レクチャー①
09:30~ 読影
12:00~ カンファレンス②
13:00~ レクチャー②
14:00~ 読影

というかんじです。

カンファレンスは放射線科のレジデントが自分の持った面白い症例を発表したり、上級位がレジデント向けにレクチャーしたり、またはドクター向けにより専門的な話をしたり、様々です。レジデント向けのレクチャーでは、ニューロに限らず色々な画像が見れて、また日本では聞かないような疾患を学べて面白いです。もちろんiPad片手にじゃないと理解できないものばかりですが。
ドクターからドクターに向けたものでは、もはや面白いの域を超えてまいど白目を向いて聞いてます。

次にあるレクチャーは、レジデントが学生に向けた授業をしてくれます。こちらは内容が親しみのあるものなので入って行きやすいですが、放射線科が扱う画像は多岐に渡るのでこれもまたいつも着いて行くのがいっぱいいっぱいです。
放射線科をいま回っているのは1学年120人中、20人もいます!それぞれがbody imaging, pediatric radiology, ultrasound, musculoskeletal radiology, nuclear medicine and molecular radiology, interventional radiology, そしてneuroradiologyにわかれて、1ヶ月回るそうです。日本よりも細かく別れている気がします。ちなみに学生はみんなMac Air片手に勉強しています。かっこいいですね笑

それが終わったら真っ暗の読影室に行き、ひたすらreading timeです。頭だけに限らず、頸部も含めたイメージングを読みます。
基本的にはドクターの読んでいる隣にいて、がんがん質問されがんがん質問していく形式です。これがただただ辛い!笑

馬場先生に授業で教えていただいた医学英語はとても役立っています。ありがとうございます。
ただ、自分でもっと脳解剖の勉強をしていけば良かったと後悔しています。ツチ、キヌタ、アブミなんて大学二年生で覚えたっきりすっかり忘れていました。そもそも日本語も知らないような解剖学的構造も聞かれますし、それも含めてこの機会にMRIで細かな画像を読めるくらいになればいいなと思っています。


みんな、世界各地で色々な経験をしていると思いますが、頑張りましょう(^∇^)

1 件のコメント:

ふくざき はるな さんのコメント...

ゆいちゃん
1週間おつかれさま♩
放射線科の専門性ってものすごいよね(*_*)
頭のMRIの細かい読影わたしにも教えて…!!