皆さんこんにちは、三浦啓太です。
5/12-6/6でサンフランシスコのStanford Hospital & Clinicsで実習しています。
こっちにきてから10日くらい経過しました。
サンフランシスコは基本的に毎日快晴で、とりあえず雨に一度もあたったことは無いです。
前置きはこのくらいとして、病院の話を。
私は、Oncologyにいるため、病棟ではなくCancer Centerにいます。inpatientをみるときは病棟のある本院の方へ移動します。
毎日の実習の予定としては、午前と午後でどの先生につくか大体予定が決められていて、その先生とともに行動する、と言った感じです。
私は肺癌を多く見たく、かつ、病棟を多く見たいために、大体肺癌が専門の先生(外科、内科問わず)につき実習し、そして、外来と病棟が半分半分くらいとなっています。ちなみに何も希望を言わずにいたら、外来メインになるみたいです。
しかし希望を言えば(例えば手術がみたい、研究室がみたい、など)、全然問題なく連れてってくださります。
とりあえずこちらは自分の希望をしっかり言うのが大事みたいです。
外来も病棟も先生と共に聴診や触診させていただいたり、患者についてや治療について質問があったら先生にするといった、日本と大体同じ感じです。英語ですが。
こちらに来た際に日本人の先生で以前Stanfordで勤務していた先生にお世話になったのですが、「患者1人みるにつき、何でもいいから一つ質問しなさい。質問しないことは失礼なことだ。」とおっしゃっていました。日本だと、先生の後ろにつき、疑問があったとき先生の忙しくなさそうなときにきき、あまり聞きすぎると迷惑、というように思っていたのですが、アメリカは根本的に違うみたいです。
Stanfordのある先生からも、「いつ帰ってもいいし、自分の好きなようにしなさい」と言われており、アメリカでは学生に主体性のある実習が行われていると思いました。
その分、責任を持って自分自身の行動を決めなくてはならない、といった感じですね。
Stanfordにいるうちはいい意味でのびのび過ごせたら、と考えています。今はひたすら質問をし、ごくたまーに「good question!」と言われるような日々です笑
日本とアメリカの違いで気づいたことは色々あるのですが、その中で一つ。
患者で肺癌頸部に転移している患者で、治療方針がまだ決まっていなかったため、治療方針決定のためTBLBをしないのかとOncologyで肺癌専門の先生にきいたら、気管支鏡はRespiratory Medicineの仕事だから頸部の生検しかできない、と言っていました。
日本では、呼吸器内科が全て検査含め行い、転移があったら御高診しますが、アメリカでは転移を含めて全てOncologyで診るが、検査は御高診、と言った感じです。確定診断が下った後に、じゃあOncologyでみましょう、と言った感じですかね。
どっちの分け方がより患者のためになるのか難しい問題ですが、私は日本で学んだためか、日本の分け方の方が好きです。しかし、難しいです。
疾患として面白いのもあったりします。
肺癌の頭蓋骨転移ははじめてみました。脳転移ではなく。
画像も面白く、先生方もこれは脳外ではなく整形なのか?と悩んでいましたね。
思いついたことを書いただけでまとまっていなくすみません。
とりあえず楽しくやっています!
こちらには2週間はやく福崎さんと吉本が先に来ていたため、生活もとても馴染みやすかったです。
今思い出しましたが、ホームステイをしています。
そして、おととい、その家の都合で別の家にホームステイの引っ越しをしました。
とても優しい方なんですが新しい家の二人がゲイなんです。アメリカはオープンみたいですゲイに対して。
最初びっくりしまして、今だにびっくりしていますが、無事に元気にやっています。
それでは、失礼します。
1 件のコメント:
肝臓移植の成功は、科学と人性の融合がいかに力強いものであるかを示しています。ドナーと受取人の勇気ある決断が、新しいチャプターを開き、生命の連鎖をつなげています。この先進的な手術が日本の医療システムにおいて広がり、さらなる医学の進歩を促進することを期待しています。 肝臓移植 日本
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